初めての家づくり5 STEP
住 宅 購 入における予 算を考える場 合 、例えば「 土 地が1,000万、建物が1,700万で合計2,700万円くらいかな。3,000万円を超えると住宅ローンの返済が大変そう…」というふうに検討をつける方がほとんどだと思います。
では、この金額でのローン返済が大変だと考える理由は何か?
おそらく、「なんとなく大変そう」というのが答えではないでしょうか。
ここで言いたいのが、「確かな根拠もないまま“なんとなく”で3,000万円まで、と決めないでください」ということ。
友達は3,000万円で買ったとか、親が2,700万円までにしときなさい、というからこうした金額を想定されたかもしれませんが、家族ごとで収入や子供の人数、やりたいことや夢、生活レベルは違うものです。「3,000万円だからお得」「3,500万円は高い」といえるものではありません。人生最大の買い物なのですから、ご家族で将来の安心のため資金計画をたてましょう。
建築費用の他に、付帯工事費用、諸経費がかかります。どこまでのお金が契約に含まれているのかなど、契約をしっかり確認しましょう。また、諸費用は現金支払いの場合が多いため、事前に工務店に確認しておきましょう。
全体の費用はこんな割合で覚えておこう!
住宅ローンを返済しながら、生活にもゆとりをもって過ごすためには、ライフプラン(人生設計)を建てることが大切です。
・子供の出産予定、入学進学プラン、塾や習い事
・夫婦の趣味や仕事の独立、働き方など
・家族旅行、車の買い替えなど
・住宅購入からメンテナンス、リフォーム
・両親の介護 などなど
人生には、様々な転機があります。
これらを表やグラフにすることで、お金が必要になるタイミングがわかり、支出の見直しにもつながります。
お金の流れが把握できると、「なんとなく貯金してるけど足りるの?」「遊びにお金を使いすぎた…やばいかも」
なんて不安もなくなりますね!
まずは、お金のプロ(ファイナンシャルプランナー)にアドバイスをしてもらうことをおすすめします。
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